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私は古都・奈良が大好きですが、
その中でも一番のお気に入りは唐招提寺(とうしょうだいじ)です。
空の青と木々の緑、それに真っ白な玉砂利。
境内はコントラストが美しいだけでなく、
清浄な空気に包まれていて、まさに“聖域”といったイメージで、
開祖・鑑真和上(がんじんわじょう)の気高い精神が今でも
そこに生き続けているような感じがします。 
 
「若葉して 御目(おんめ)の雫(しずく) ぬぐはばや」
 
これは、俳聖・松尾芭蕉が、青葉あふれる初夏に唐招提寺を訪れ、
鑑真和上の座像を拝した時に詠んだ句です。
 
  

 
 
ときは、奈良時代。
唐の高僧・鑑真は、幾度もの難破の末、12年もの歳月をかけ、
その途中で失明しながらも、ついに日本渡航を成功させ、志を成就させます。
 
その鑑真和上の座像は、当然ながら目を閉じています。
その閉じた目には、悲しみの雫が宿っている。
 
その雫を、境内に照り映える若葉を用いて、
拭ってさしあげたい……そんな句です。
 
 
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