11月13日月曜日


 
新国立美術館での安藤忠雄展へ。
展示の最後のセクションは安藤さんが長年つづける
植樹プロジェクトや環境活動の社会活動の紹介だった。
活動を紹介する映像のなかで安藤さんの語ったフレーズ。
 
 産んだら育てる。
 
設計して建てて終わりじゃない。
設計したすべて、現在進行形で安藤さんはずっとかかわる。
安藤さんの思想であり行動哲学だ。
 
 なんでもつづける。
 
自然な自然の営み。
 
 こつこつつづける。
 
自然の営み。
命あるものにすべての約束だ。
自然の営みのなかで活かされ生きる僕らもこの約束がある。
命がつながってきたのも、その約束のおかげだ。
 
 産んだら育てる。
 
これは「生んだら育てる」にも変換できる。
すると、
僕はまだまだやらなければいけないことに気づかされた。
刺激と気づきに満ち溢れた安藤忠雄展。

それにしても「光の教会」の再現には驚いた。
そして素晴らしかった。
 
 
今日もごきげんな一日を。
  


 

 

11月14日火曜日


 

子どもたちの小学校で、学芸会があった。
2年生のさくらは、台本のすべてを暗記したようで
毎晩、お風呂でからは台本読みが聞こえてくる。
舞台では嬉々として走り回っていた。
5年生のちからは「モモ」をベースにした
「時間どうぼうと子どもたち」と芝居。
親が子どもの時間を奪っている指摘にドキン。
 
1年生から6年生の各学年の舞台はなにより一生懸命。
一生懸命に打ち込んでる子どもたちの姿は
40年以上も先に生まれた僕の心も動かす。
ビデオを撮りながら目から溢れてくるものがある。
 
一生懸命は世代を超えて伝わる。
この世界の小さな後輩たちから教わることばかりだ。
 
  
今日もごきげんな一日を。
  


 

 

11月16日木曜日


 

十河信二さんをご存知でしょうか。
新幹線を走らせた男です。
幾度も崖っぷちに立たされながらも
世界一の鉄道をつくろうとそれを実現させた男。
 
十河さんは中国国民党の蒋介石らと親しくしてて
彼らはいつもこんなことをいっていたと。
 
 少しばかりの困難に遭遇するとすぐに「没法子」となげき
 あきらめてしまうのが中国人だ。こんな気風だから
 欧米列強諸国に遅れをとるのだ。
 中国人が「有法子!」の精神を持てば
 どんな困難にも直面しても、必ず打開策を見いだせる。
 
その言葉に感銘した十河信二さん。
「没法子(メイファーズ)」は
方法や手段が無くてあきらめること。
「有法子(ユーファーズ)」は
方法は必ずある、あきらめない、道は開ける。
 
それを聞いてから
十河さんはは毎日心の中で唱えていたといいます。
 
 有法子!有法子!有法子!
 
三日月が浮かぶ今朝の夜明けも美しかった。
いつまでも闇は続かないからね。
 
  
今日もごきげんな一日を。
  


 

 

11月17日金曜日


 
部屋の掃除をしていると、ホコリが好む所や
ホコリが集まりやすい場所があるということがわかってくる。
 
・物の陰
・コードやケーブル類、その周辺
・隅っこ
 
それぞれの印象でいうと、物陰は暗くて
コードとかがある所は、こんがらがっててごちゃごちゃで
隅っこは停滞、滞っているイメージが浮かぶ。
どれも明るさや爽快さとは対照的なものとなる。
 
ホコリの居場所をなくすことを考えると
物陰をつくらずに、ごちゃごちゃを消せばいいとなり
部屋に何も置かないことがベストとなる。
とてもシンプルで美しい結論に至る。
 
物を置くとホコリができるから掃除する。
掃除は部屋だけじゃない。
心に物(悩み)を置くとホコリが溜まる。
ホコリが溜まると、身体も停滞する。
 
部屋の掃除をすると、気分もスッキリする。
身体を動かすと、心のホコリもお掃除できる。
 
毎日、いつもスッキリしてることが何より大切なのだ。
青空のようにね。
  
今日もごきげんな一日を。
  


 

 

11月18日土曜日


 
階段の「踊り場」。
踊り場がなければ、階段は永遠に
目指すフロアーの高さまでつづくことになる。
階が高ければ高いほどフロアも永遠に広くなる。
 
長くまっすぐにつづく階段は壮観だけど、
歩くとなると気持ちが萎えてしまう。
でも「踊り場」は階段を上がる人の
気持ちに寄り添ってくれている。

「踊り場」が一息できる場になったり、
向きが変わることが、気持ちを切り換える場にもなる。
 
マンションの6階に上がるとき僕はときどき
6階を富士山の頂上に想定して、1階から心のなかで
妄想実況をしながら6階まで階段で上がっていく。
 
 ア)あっ!4階で立ち止まった!
 解)空気が薄くなってきましたかねー
 
アナウンサーと解説者との妄想実況だ。
5階から6階への踊り場が
いつも正念場になって実況にも熱がはいる。
さながら五輪で母国を応援してしまうアナウンサーになって
 
 ア)がんばれ!はげっち!
 解)肩で息をしてますねー
 ア)がんばれ!がんばれ!はげっち!
 解)行け!行け!
 
最後は競泳の応援のようになってくる。
ヘンな54歳なのである。
 
それにしても生活や仕事にも「踊り場」ってあるよね。
 
  
今日もごきげんな一日を。